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天稚彦
「天稚彦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
天稚彦の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
の地名の原形らしいものは殆ど全部この地で見ることができます。 天孫降臨の段に、
天稚彦を葦原の中ツ国につかわした。ところが日本平定の大事を忘れて大国主の娘と良 ....
「本朝変態葬礼史」より 著者:中山太郎
我国には葬式の折に泣女《なきおんな》を用いたことは神代《じんだい》からある。
天稚彦《あめのわかひこ》を葬るときに雉を泣女《なきめ》としたことは有名なものであ....
「野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
、死霊の言を聴く風習は、今なお田舎には正式に行われている。これと同一の行事が夙に
天稚彦の神代にもあったことは、僅かにこの記録によって明かになるのであるが、その尸....
「年中行事覚書」より 著者:柳田国男
て、ただこの二つの言伝えを、混同せしめる因縁となっているのである。 御伽草子の
天稚彦物語は、羽衣とは反対に人間の美しい少女が、天上に嫁入する説話であるが、その....