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天竺徳兵衛
「天竺徳兵衛〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
天竺徳兵衛の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「三浦老人昔話」より 著者:岡本綺堂
ほど廃れかゝっていたのですが、御承知の通り、安政四年四月十四日、三丁目の森田座で
天竺徳兵衛の狂言を演じている最中に、桟敷に見物していた肥後の侍が、たとい狂言とは....
「ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
に応用する事が出来るとなったら、ドンナ事になるだろう。犬山|道節、石川五右衛門、
天竺徳兵衛、自来也以上の幻魔術が現代に行われ得る事になりはしまいか。
それ程で....
「人魚謎お岩殺し」より 著者:小栗虫太郎
も、今どきとうてい見ることのできない、ケレンものなども上演されて、「小町桜」や「
天竺徳兵衛韓噺」では、座頭の里虹が、目まぐるしい吹き換えを行い、はては、腹話術な....
「紅色ダイヤ」より 著者:小酒井不木
など高価なものでも惜しげなく買ってくれます。叔父さんの家には祖先伝来の宝として、
天竺徳兵衛が暹羅から持ってきたという大きな紅色のダイヤモンドがあります。それは今....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
この菊五郎にはこういう癖が強かったようである。その翌年の六月、やはり歌舞伎座で「
天竺徳兵衛」を上演したときに、たしかその三日目と記憶しているが、例によって新聞劇....
「東洋文化史における仏教の地位」より 著者:高楠順次郎
頃発掘されて日本人が行っておったということが分ったのであります。アンコルワットを
天竺徳兵衛は祇園精舎と思っている、その土地をインドと思っている。しかしそれをイン....