天竺葵[語句情報] » 天竺葵

「天竺葵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

天竺葵の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
」より 著者:芥川竜之介
に更紗《さらさ》の窓掛けが垂れ下っている。その窓にはいつ水をやったか、花の乏しい天竺葵《ジェラニアム》が、薄い埃《ほこり》をかぶっている。おまけに窓の外を見ると....
旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
をかねていたので、おばあさんの小屋《こいえ》の台所の方も、雁来紅《はげいとう》、天竺葵《あおい》、鳳仙花《ほうせんか》、矢車草《やぐるまそう》などが低い垣根越し....