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天草一揆
「天草一揆〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
天草一揆の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「恩を返す話」より 著者:菊池寛
れを彼は自慢にしているようであった。誰かに来歴をきかれると、 「これでござるか、
天草一揆の折、分捕った十字架《クルス》を鋳直した物でござる」と彼は得意らしい微笑....
「悪魔祈祷書」より 著者:夢野久作
文字の紋章みたいなものが、消え消えに残っているところを見ますと、私のカンでは多分
天草一揆頃日本に渡って来て、ミカエル四郎と名乗る日本人が秘蔵してたものじゃないか....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ぬる頃より一つ合せて、七条|西朱雀《にしすざく》、丹波街道の北に島原とて、肥前|
天草一揆《あまくさいっき》のとりこもりし島原の城の如く、三方はふさがりて、一方に....
「天草四郎の妖術」より 著者:国枝史郎
迫され又虐げられていた切支丹宗徒に力を付けましたが、翌、寛永十四年に果然世に云う
天草一揆が先ず天草に勃発し次いで島原の原ノ城に籠もり幕府に抗するようになりました....