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天路
「天路〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
天路の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「後世への最大遺物」より 著者:内村鑑三
って、“Pilgrim's《ピルグリムス》 Progress《プログレス》”(『
天路歴程』)という有名なる本を書いた。それでたぶんイギリス文学の批評家中で第一番....
「般若心経講義」より 著者:高神覚昇
って、まさしく青年善財は、ついに悟りの世界に到達したのです。私どもはバンヤンの『
天路歴程』や、ダンテの『神曲』に比して、優るとも決して劣らぬ感銘を、この求道物語....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
とが出来る。 ○ 布施置きて吾は乞ひ祷む欺かず直に率行きて
天路知らしめ 〔巻五・九〇六〕 山上憶良 これも同じ歌で、「布施」は仏教語で、....
「若草物語」より 著者:オルコットルイーザ・メイ
スにむかって尋ねました。 「ベス、あなたなにを考えているの?」 「あたし、今日、
天路暦程のなかで、クリスチャンとホープフルが、いろいろくるしい旅をつづけたあげく....
「卵塔場の天女」より 著者:泉鏡花
のごとくに聞こえた。 ――迦陵※伽の馴れ馴れし、声今更に僅かなる、雁の帰り行く。
天路を聞けばなつかしや、千鳥|鴎の沖つ波、行くか帰るか、春風の―― そのあたり....