» 天馬空を行

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雪の白峰」より 著者:小島烏水
蝶ヶ岳もある、しかし虚空に匂う白蓮華も、翅粉谷の水脈《みお》より長く曳く白蝶も、天馬空を行かず、止まって山の肌に刻印する白馬も、悉《ことごと》く収めて、白峰の二....