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太宰春台
「太宰春台〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
太宰春台の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
ちこの名称が久しく行われておったが、「経済」という語は、経国済民から出ておって、
太宰春台の「経済録」などが適当の用法であることは勿論であるから、明治十四年の東京....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
た日本の絵に、美女が少しく脛《はぎ》を露わせるを指ざし、非難の色を示した。されば
太宰春台《だざいしゅんだい》が『通鑑綱目《つがんこうもく》』全篇を通じて朱子の気....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
体との変遷を述べ、次いでこれを頼山陽の「勢」と「人」との関係について、又物徂徠や
太宰春台の学問観について、説明している中々面白い読物だ。科学を肯定的な意味におけ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
でございますか、イギリス語でございますか」 「その原書はイタリーのものだそうだ、
太宰春台《だざいしゅんだい》の独語といったようなもの、つまり感想録の一種だろうと....
「茶の湯の手帳」より 著者:伊藤左千夫
うて居るが、其実趣味に疎いが常である、学者に物の解った人のないのも同じ訳である、
太宰春台などの馬鹿加減は殆どお話にならんでないか。....
「大岡越前」より 著者:吉川英治
昌院を信じさせ、桂昌院は将軍を説いて、ついに法令化となったのである。 時の人、
太宰春台は、その著「三王外記」のうちに、這般の事情を、こう書いている。 ――王....