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太常
「太常〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
太常の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
で、若いときから奇編秘籍を多く読破して、博覧のきこえの高い人物でありました。官は
太常外卿に至りまして、その著作は『酉陽雑爼』(正編二十巻、続集十巻)をもって知ら....
「骨董」より 著者:幸田露伴
も有していた人であったが、或時|金※から舟に乗り、江右に往く、道に毘陵を経て、唐
太常に拝謁を請い、そして天下有名の彼の定鼎の一覧を需めた。丹泉の俗物でないことを....
「李陵」より 著者:中島敦
《じょうしょう》公孫賀《こうそんが》、御史大夫《ぎょしたいふ》杜周《としゅう》、
太常《たいじょう》、趙弟《ちょうてい》以下、誰一人として、帝の震怒《しんど》を犯....
「小翠」より 著者:田中貢太郎
王
太常は越人であった。少年の時、昼、榻の上で寝ていると、空が不意に曇って暗くなり、....
「三国志」より 著者:吉川英治
また呉侯孫権にたいしては、 (封じて呉王となす) と、九錫の栄誉を加え、臣下の
太常卿※貞にその印綬をもたせて、趙咨とともに呉へ赴かせた。 皇帝みずから定めら....