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太平広記
「太平広記〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
太平広記の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
あっても、かつて上帝が虎と現じて回祖《マホメット》と談じたと信ずる輩すらある(『
太平広記』二九二。『本草綱目』五一。『広博物志』四六。一八八一年サイゴン発行『仏....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
だに目撃した奇怪の事件は、これをもって第一とすると言った。わたしにも判らないが、
太平広記に、天人が飛天夜叉を捕えて成敗する話が載せてある。飛天夜叉は美女である。....
「魔法修行者」より 著者:幸田露伴
みではない諸処にある。浅間山観測所附近にもある。北海道にもある、支那にもあるから
太平広記に出ている。これは元来が動物質だから食えるものである。で、飯綱は仮名ちが....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
よ戦いとなって九子青※を目的に鄭を射殺し皆竜と化《な》ったとある。同書四三八に『
太平広記』を引いていわく、黄※湖に蜃(上に出た通り竜の属)あって常に呂湖の蜃と闘....
「易の占いして金取り出したること」より 著者:南方熊楠
に遺金したのだという。 熊楠いわく、この話はもと支那の話を日本へ移したのだ。『
太平広記』二一六に『国史補遺』を引いて、晋の隗※、易を善くす、臨終に妻子に告げた....
「魚玄機」より 著者:森鴎外
事である。 参照 其一 魚玄機 三水小牘 南部新書
太平広記 北夢瑣言 続談助 唐才子伝 唐詩紀事 ....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
第七の女は語る。 「五代を過ぎて宋に入りますと、まず第一に『
太平広記』五百巻という大物がございます。但しこれは宋の太宗の命によって、一種の政....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
変《りゅうがわ》りで例外に近く、大抵の国民は白鼠を吉祥とする。『嬉遊笑覧』に、『
太平広記』にいわく、白鼠身|皎玉《こうぎょく》のごとく白し。耳足紅色、眼※《まぶ....