太白星[語句情報] » 太白星

「太白星〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

太白星の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
多神教」より 著者:泉鏡花
着に存じ奉る。 巫女 お喜びを申上げます。 媛神 (梢を仰ぐ)ああ、空にきれいな太白星。あの光りにも恥かしい、……私の紅い簪なんぞ。…… 神職 御神、かけまくも....
三国志」より 著者:吉川英治
があると告げた。 「このほど、侍中太史令の王立という者が、天文を観るに、昨年から太白星が天の河をつらぬき、※星の運行もそれへ向って、両星が出合おうとしている。か....
三国志」より 著者:吉川英治
うと、沮授はいった。 「こよいは星の光いとほがらかなのに、いま天文を仰ぎ見るに、太白星をつらぬいて、一道の妖霧がかかっている。これ兵変のある凶兆である」 そし....