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太祇
「太祇〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
太祇の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「老年」より 著者:芥川竜之介
る。うす暗い床の間には、寒梅と水仙とが古銅の瓶にしおらしく投げ入れてあった。軸は
太祇《たいぎ》の筆であろう。黄色い芭蕉布《ばしょうふ》で煤《すす》けた紙の上下《....
「郷愁の詩人 与謝蕪村」より 著者:萩原朔太郎
ん》戸に倚《よ》る白髪の人 弟《てい》を抱き我を待つ 春又春 ○君見ずや故人|
太祇《たいぎ》が句 藪入《やぶいり》の寝るやひとりの親の側 この長詩は....
「俳人蕪村」より 著者:正岡子規
えって各種の文学美術が相互に影響したる結果も多かりけん。 蕪村の交わりし俳人は
太祇《たいぎ》、蓼太《りょうた》、暁台《ぎょうたい》らにしてそのうち暁台は蕪村に....