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失却
「失却〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「西航日録」より 著者:井上円了
らけれど昔しは四方の海を照せり 山自蒼蒼水自清、灯台聳処是葡京、星移物換人何去、
失却往年航海名。 (山はおのずから青あおとしげり、水もまたおのずから清らかに、灯....
「教育の最大目的」より 著者:新渡戸稲造
しゅう》したる智識をば一旦業を了《お》え校門を出《い》ずると同時に、そのすべてを
失却するもの甚だ多い。仏国《ふっこく》の如きこの例に漏《も》れざるものと言うべき....