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失跡
「失跡〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
失跡の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「空中墳墓」より 著者:海野十三
料にした。 松井田の姿は軈てこっそり麓村に現われた。それから間もなく、一周機の
失跡も知った。彼は名のって出るべきでありながら一向それをしようとはしなかった。松....
「魔都」より 著者:久生十蘭
って電話を切る。局長は一種凛然たる調子で、
「そういうより仕様がないじゃないか、
失跡中だなんていわれるか。この事実が世間へ洩れたらそれこそ一大事だ。とにかく風評....
「月世界跋渉記」より 著者:江見水蔭
るばかり、さっぱり笑声も何もしない。 不思議なる空気孔の発見。桂田博士の
失跡 でこの後は用事の時は筆談する事として、又ずんずん向うに進んでいると、晴次....