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夾撃
「夾撃〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
夾撃の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「運命」より 著者:幸田露伴
|果して合す。燕の師勇躍して進み、暉の軍を敗る。景隆の兵動く。燕王左右軍を放って
夾撃し、遂に連りに其七営を破って景隆の営に逼る。張玉|等も陣を列ねて進むや、城中....
「小説 不如帰 」より 著者:徳冨蘆花
「さあ、やれ。やっつけろッ!」 勢い込んで、砲は一時に打ち出しぬ。 左右より
夾撃せられて、敵の艦隊はくずれ立ちたり。超勇はすでにまっ先に火を帯びて沈み、揚威....
「奥州における御館藤原氏」より 著者:喜田貞吉
征東大将軍の宣旨を得て頼朝討伐の準備をする、遠く秀衡にまで院宣を申し下して頼朝を
夾撃せんとする。『吉記』寿永二年十二月十五日の条にそのことが見えているのである。....