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「奄奄〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

奄奄の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
旅愁」より 著者:横光利一
上げたり下げたりしつつ夕日に向って苦しげに進んでいった。見ていてもその様子は気息奄奄という感じで、思わずこちらの肩にも力が入った。ぱッと甲板に打ち上った波は背光....
夜の靴」より 著者:横光利一
工なども、農事を手伝おうと努めているとはいえ、力はあり余っているに拘らず、気息|奄奄と動いている。知性と感性の相対は知識階級の個人の中のみに限ったことではなく、....