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「奇偶〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

奇偶の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
るなく年を経てすなわち死し、異苑を出づ〉と。支那説に〈虎衝破を知る、能く地を画し奇偶を観る、以て食を卜し、今人これに効《なら》う、これを虎卜という〉。またいわく....
黒い手帳」より 著者:久生十蘭
イユなんていうソルボンヌの大数学者が精密な計算を例にひいて証明している。たとえば奇偶《ハザアル》の遊びで、いま出た目とそのあとの目というものはそのたびに永久に新....
『唯研ニュース』」より 著者:戸坂潤
。奇(チョウ)と出るのが五〇パーセント、偶(ハン)と出るのが五〇パーセントなら、奇偶どちらか景気のよい方へかける。そうした方が、景気の悪い方へ賭けるよりも、得を....