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「奈良物〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

奈良物の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
母への追慕」より 著者:上村松園
母の帰りを待っていたが、なかなかに帰られなかったので、私は心配の余り、傘を持って奈良物町から四条大橋を渡って、母を迎えに行ったのであるが、そのときは雪が降って寒....
あのころ」より 著者:上村松園
話していられました。 元治元年の年のことであります。 間もなく四条御幸町西入奈良物町に家をたてて、そこで今度は刀剣商をはじめました。 参勤交代の大名の行列....
京のその頃」より 著者:上村松園
許の美しさなど、この頃では京の女の人から消えてしまってると言いたい。 あの辺を奈良物町と言った。 丁度四条柳馬場の角に、金定という絹糸屋があって、そこにおら....