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「契沖〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

契沖の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
古代国語の音韻に就いて」より 著者:橋本進吉
仮名遣であります。 さてこういう仮名遣の問題を純粋な学問的な方法で解決したのが契沖阿闍梨《けいちゅうあじゃり》であります。我々は「い」と「ゐ」を同じように読ん....
夜明け前」より 著者:島崎藤村
義公に結びつけて想像し、『大日本史』の大業を成就したのもそういう義公であり、僧の契沖をして『万葉|代匠記』をえらばしめたのもこれまた同じ人であることを想像し、そ....
惜別」より 著者:太宰治
われたものではない。それは、たしかだ。維新は、水戸義公の大日本史|編纂をはじめ、契沖、春満、真淵、宣長、篤胤、または日本外史の山陽など、一群の著述家の精神的な啓....
万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
書略表 抄…………仙覚「万葉集抄」 拾穂抄……北村季吟「万葉拾穂抄」 代匠記……契沖「万葉代匠記」 僻案抄……荷田春満「万葉集僻案抄」 考…………賀茂真淵「万葉....
木綿以前の事」より 著者:柳田国男
頼まれるので、現に同じ時代の頓阿の集などを見ると、逢恋別恋の題詠が幾らでもある。契沖は律僧だからそういう歌を嫌ったというが、慈延でも澄月でもそのために非如法の僧....