奮撃[語句情報] »
奮撃
「奮撃〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
奮撃の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「島原の乱」より 著者:菊池寛
槍を把って居た。城中の兵、眺め見て大将と認め、斬って出る者が多い。小林久兵衛前駆
奮撃して重昌を護るが、丸石落ち来って指物の旗を裂き竿を折った。屈せず猶進んだ重昌....
「運命」より 著者:幸田露伴
く射る。射るところの箭、三|箙皆尽く。乃ち剣を提げて、衆に先だちて敵に入り、左右
奮撃す。剣鋒折れ欠けて、撃つに堪えざるに至る。瞿能と相遇う。幾んど能の為に及ばる....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
何はさて置き出でずばなるまい 向う鉢巻、七ツ道具をしっかり背負って 腕も砕ける
奮撃突戦 矢玉を冒《おか》して進まにゃなるまい それができぬは、やっぱり腰抜け ....