女めかし[語句情報] »
女めかし
「女めかし〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
女めかしの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「私本太平記」より 著者:吉川英治
矧の長者の娘とかいっていたが、なあ八郎太、あれや遊女ではなかろうか」 「いや、遊
女めかした風はなかった。遊女ではあるまい」 「じゃあ、何だろう」 と、こんどは....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
という女は、口を極めて悪くいう。猥らなら猥らを誹り、さればとて、世帯持ちよく、貞
女めかしたなども、女としてつまらぬもの。むしろ厭な部類に入る女だと、いつかいった....