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女楽
「女楽〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
女楽の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ある。今もジャワで虎や犀を闘わす由(ラッツェル『人類史』二)、『管子』に桀王の時
女楽三万人虎を市に放ってその驚駭を見て娯《たのし》んだとあるから、支那にも古くか....
「弟子」より 著者:中島敦
反孔子派の策動と相《あい》俟《ま》って、余りにも速く効を奏したことである。魯侯は
女楽に耽《ふけ》ってもはや朝《ちょう》に出なくなった。季桓子《きかんし》以下の大....
「じいさんばあさん」より 著者:森鴎外
」と云う口上であった。 今年の暮には、西丸にいた大納言|家慶と有栖川職仁親王の
女楽宮との婚儀などがあったので、頂戴物をする人数が例年よりも多かったが、宮重の隠....
「古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
一舞、林邑楽三舞、高麗楽一舞、唐中楽一舞、唐女舞一舞施袴二十人、高麗楽三舞、高麗
女楽、――かくしてついに日が暮れる。 さてこれらの楽と舞とがいかなるものであっ....