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奸商
「奸商〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
奸商の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「雪之丞変化」より 著者:三上於菟吉
行、代官をあやつって、松浦屋を陰謀の牲《にえ》にした頭人《とうにん》ともいうべき
奸商《かんしょう》ではないか!
「御存知か? なかなか大きゅう店をしていられる方....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
。がキリストはそれを好んでいた。キリストは笞《むち》を取ってエルサレムの寺院から
奸商《かんしょう》らを追い放った。彼の光輝に満ちた笞は真理を生々しく語るものです....
「にらみ鯛 」より 著者:佐藤垢石
領しようとしていた。そこで、宮中の欠乏は、一層甚だしかった。 不埒な役人共は、
奸商と結んで賄賂をとり、不当な高価で品物を買い入れ、または鞘取りをする。されば、....
「本州における蝦夷の末路」より 著者:喜田貞吉
なし、夫れ夷も亦人のみ。教へて之を化すれば、千島唐太亦以て五村たるべきなり。而も
奸商の夷人を待つや、蓋し人禽の間を以てすといふ。あゝ惜むべきかな。 というので....