奸知[語句情報] » 奸知

「奸知〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

奸知の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
ああ玉杯に花うけて」より 著者:佐藤紅緑
このために活動の友達や飲食の友達ができる。不良気分がここから胚胎する。そのうちに奸知あるもの、良心にとぼしきものはこの娯楽を得るために盗賊を働く、ひとりでは心細....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
な悪事のあやのうちに深く賢く立ち交じっている悪漢であり、危険な仲間の首領であり、奸知《かんち》にたけた老人であるに違いない。手下や仲間の者があり、予備の住居があ....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
称してスカパンと言う者もいた(訳者注 スカパンとはモリエールの喜劇中の人物にて、奸知にたけた悪従僕の典型)。しかしそういう社会は今はもうなくなっている。くり返し....