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好い鳥
「好い鳥〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
好い鳥の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「三浦老人昔話」より 著者:岡本綺堂
いて、盛に風紀をみだしている。そこへ身綺麗な若い侍が飛び込んで来たので、向うでは
好い鳥ござんなれと手ぐすね引いて持ちかけると云うわけです。大次郎はふり切って帰ろ....
「骨董」より 著者:幸田露伴
かねて好事で鳴っている徐六岳という大紳に売付けにかかった。徐六岳を最初から廷珸は
好い鳥だと狙っていたのであろう。ところが徐はあまり廷珸が狡譎なのを悪んで、横を向....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
った奴の当りもついたろうな」 「そりゃ、やっぱりわからねえが」 「なんしろ近ごろ
好い鳥がかかった、おおかた今夜は掛川泊りだろう。兄貴、仕度は出来たかい」 二人....
「後の業平文治」より 著者:三遊亭円朝
ますから、少しも人を恐がる様子もなく、馴々しく手の上へも止ります。 文「これは
好い鳥を見付けたわい」 とそれから二三の鸚鵡を押えて、住居へ持帰りまして、「旦....