好期[語句情報] »
好期
「好期〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
好期の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「地球盗難」より 著者:海野十三
あったまま、ジリジリと双方から近づいていった。大隅は手術台の上で、いまこそ脱出の
好期とばかりに、手足をいろいろと引張ってみたが、どうしてどうして、動かばこそ……....
「川中島合戦」より 著者:菊池寛
なり云々」とあるから、謙信が覚悟のほども察すべきである。 時正に秋も半、軍旅の
好期である。飯山に出でた謙信は、善光寺にも止らず、大胆不敵にも敵の堅城たる海津城....