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好色一代男
「好色一代男〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
好色一代男の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「芭蕉について」より 著者:宮本百合子
のような早口俳諧をもってする風俗描写の練達から自然散文の世界に入って、浮世草子「
好色一代男」(天和二年)などを書き始めた必然の過程は、人生と芸術への疑いにみたさ....
「艸木虫魚」より 著者:薄田泣菫
を立てながら、得意そうに頭の上にふりかざして、皆に見せびらかした。それは西鶴の『
好色一代男』で、どの巻も、どの巻も、手持よく保存せられたと見えて、表紙にも小口に....
「雑魚寝」より 著者:吉井勇
いうようなものであるが、その中の「世之介の大原の里の雑魚寝」というのは、西鶴の「
好色一代男」の巻之三、世之介二十四歳の時のくだり、「一夜の枕物ぐるひ、大原ざこ寝....