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好著
「好著〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
好著の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「経済学及び課税の諸原理」より 著者:吉田秀夫
の価格はかかる租税によって騰貴せしめられないからである。
セイ氏は、私が彼れの
好著より引用した明白な原則を首尾一貫して固執しているとは、私には思われない。けだ....
「純粋経済学要論」より 著者:手塚寿郎
らざる私の確信である。私は、これを証明するために、イギリスの勝れた経済学者のこの
好著をまだ読まないすべての人々に熱心にすすめる。」 第一版の第二分冊は一八七七....
「武士を夷ということの考」より 著者:喜田貞吉
くの史料をよく按排し、巧みに他人の諸説を引用して、当時の対夷事情を見るに便利なる
好著なり。されどあまりに濃厚なる蝦夷という色目鏡を掛けて古史を見たるがために、夷....
「江戸芸術論」より 著者:永井荷風
を著しぬ。文辞佳麗|論鋒《ろんぽう》鋭利にしてしかも芸術的感情に富みたる完全なる
好著なりしが、惜しむべし丁抹語にて書かれたるがため広く世の迎ふる所とならざりき。....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
行法師評伝』という名著があるし、川田順氏に『俊成・定家・西行』という叡智ににおう
好著と、『西行』(創元選書)という手頃の本がある。またその歌集については、流布の....
「獄中通信」より 著者:戸坂潤
・オブ・ブディズム》」(立花訳)、ポール・ケーラス「仏陀の福音」(八幡訳)などは
好著。旧新約聖書(明治二十五年版)などを通読。総計一万二千頁以上になろう。――さ....
「予が出版事業」より 著者:柳田国男
ぬので少しうんざりした。第六編の『王朝時代の陰陽道』などは、今日は大へん人望ある
好著となって居るが、実は原則を緩めて頼まれて遺稿を出すことにしたのである。山島民....