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好音
「好音〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
好音の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「思い出す事など」より 著者:夏目漱石
葉一村蔵寺深。 懸偈壁間焚仏意。 見雲天上抱琴心。 人間至楽江湖老。 犬吠鶏鳴共
好音。 と云う詩を遺《おく》った。巧拙《こうせつ》は論外として、病院にいる余が....
「明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
れだけの楽器は儀式の表面へ現れて演奏されるが、この合奏の中絶した時にも常に妙なる
好音が小川のせせらぎの如く野辺の虹の如く星ふる夜の物思いの如く甘美に哀切に流れて....
「レコード夜話」より 著者:宮城道雄
ている。私は忙しい仕事が一段落つくと、何かレコードが新しく買いたくなるので四谷の
好音堂へ電話をかける。 その店が戦災でとぎれていたが、終戦後しばらくして復活し....
「三国志」より 著者:吉川英治
レノ処ニカ尋ネン 錦管城外 柏森々 階ニ映ズ 碧草自ラ春色 葉ヲ隔ツ黄※ 空シク
好音 三顧|頻繁ナリ 天下ノ計 両朝|開濟ス 老臣ノ心 師ヲ出シテ未ダ捷タズ 身....