如一[語句情報] »
如一
「如一〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
如一の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
三十七年
如一瞬。学医伝業薄才伸。栄枯窮達任天命。安楽換銭不患貧。これは渋江抽斎の述志の詩....
「創生記」より 著者:太宰治
気になった。けれども、そんなこと、みんなだめ。誰も信じて呉れぬのだ。同じころ、突
如一友人にかなりの金額送って、酒か旅行に使いたまえ。今月の小使銭あまってしまった....
「夜の靴」より 著者:横光利一
の方、どうしてらっしやるかしら。あたしもう一度お会いしてみたいわ。」 妻は桜沢
如一氏の愛読者で、一度講演も聴きに行ったこともあって、日本の敗北を予言したその人....
「決戦川中島 上杉謙信の巻」より 著者:坂口安吾
面へ押しだされ、敗兵が後にまわって守勢をとる始末になった。 その隙を見て余は突
如一騎駈けだした。信玄の姿を認めたからだ。ほぼ最前面に姿をさらけだしていた。その....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
浦にいたのでそう呼ばれているが、覚一法師というのがほんとの名だよ。晩年は、当道の
如一に就いて、琵琶の奥の奥の道までをきわめたものだそうだが、もう二十歳ごろ名人の....