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如何なものか
「如何なものか〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
如何なものかの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「四日間」より 著者:ガールシンフセヴォロド・ミハイロヴィチ
けれど、何の罪がある? 何の報いで咽喉の焦付きそうなこの渇き? 渇く! 渇くとは
如何なものか、御存じですかい? ルーマニヤを通る時は、百何十度という恐ろしい熱天....
「獅子舞雑考」より 著者:中山太郎
被るもの)と二人獅子(頭と尾とに一人ずつ二人入るもの)とによって、区別したならば
如何なものかと思われる。換言すれば一人|立《だち》は固有の鹿舞系のものであって、....
「新古細句銀座通」より 著者:岸田劉生
だけあって、中々美人が多い、某先生の如きは、大枚五両のチップをはずむと聞いたが、
如何なものか、私は五両はおけないから、五十銭を奮発して引きさがった。 タイガー....
「大岡越前」より 著者:吉川英治
、お目付側、また北の中山殿なども、膝くみ合せて、善後処置のお話し合いをなされては
如何なものか。……のう、越前どの。御|隔意なく。……よも、貴殿としても、これに御....