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如何にせむ
「如何にせむ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
如何にせむの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
新しい感じが起るです。その時の歌を一つ申して置きます。
讃辞をばいはまほしくも
如何にせむ
眼にさへあまるヒマラヤの空
釈尊が雪山六年の修業を積まれ....
「法然行伝」より 著者:中里介山
悲しみの思いを歌って、 かたみとてはかなき親のとどめてし この別れさへまた
如何にせむ そうしてはじめて比叡の西塔《さいとう》北谷、持宝房源光《じほうぼ....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
ている。吉野朝の柱石として尽し、正平九年四月十七日、賀名生で薨去した。年六十二。
如何にせむさらでもかすむ月影の老の涙の袖に曇らば 嘆けとて老の身をこそ残しけめあ....