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如意棒
「如意棒〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「異質触媒作用」より 著者:寺田寅彦
叱られた人も少なくないであろう。このいたずらの面白味は「光束」という自由自在の「
如意棒」を振廻わして、人間に手の届かぬ空間の好きなところへ探りを入れ引掻き廻わし....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
して、行く手にミソギを行う怪人物の待つあれば我も亦ミソギして技を競い、耳の中から
如意棒をとりだし、丁々発矢、雲をよび竜と化し、寸分油断なく後れとるまじと深く心に....