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如是我聞
「如是我聞〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
如是我聞の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「如是我聞」より 著者:太宰治
である。 若いものの言い分も聞いてくれ! そうして、考えてくれ! 私が、こんな
如是我聞などという拙文をしたためるのは、気が狂っているからでもなく、思いあがって....
「明治座の所感を虚子君に問れて」より 著者:夏目漱石
蛮からなんじゃない。神が出ても仏が出てもいっこう差支《さしつかえ》ないが、たかが
如是我聞《にょぜがもん》の一二句で、あれ程の人騒がせをやるのみならず、不動様まで....
「風流仏」より 著者:幸田露伴
発端
如是我聞 上 一向専念の修業|幾年 三尊四天王十二童子十六|羅漢さ....
「古狢」より 著者:泉鏡花
要品を読誦する程度の智識では、説教も済度も覚束ない。 「いずれ、それは……その、
如是我聞という処ですがね。と時に、見附を出て、美佐古(鮨屋)はいかがです。」 「....
「不良少年とキリスト」より 著者:坂口安吾
的であっても、ともかく、現世を相手のM・Cであったことは、たしかだ。もっとも、「
如是我聞」の最終回(四回目か)は、ひどい。こゝにも、M・Cは、殆どいない。あるも....
「志賀直哉に文学の問題はない」より 著者:坂口安吾
、織田が、志賀に憤死したという説にも、根のないことはない。太宰が志賀に腹を立て「
如是我聞」を書いたことは事実であり、その裏には、志賀にほめてもらいたいような気持....