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「妓籍〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

妓籍の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
明治大正美人追憶」より 著者:長谷川時雨
なったりして、男舞いを売物に地方を廻っていたが、終りはあまり知れなかった。お倉は妓籍にあるころよりも、横浜開港に目をつけて、夫と共に横浜に富貴楼の名を高め、晩年....
モルガンお雪」より 著者:長谷川時雨
進んでいった。 四万円は結納金《ゆいのうきん》ということになった。お雪は完全に妓籍を脱したのだ。 世間というものはおかしなもので、胡弓芸妓のお雪も、さほどパ....