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妖姫
「妖姫〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
妖姫の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「虞美人草」より 著者:夏目漱石
ンクス》の砂を抱く所、長河《ちょうが》の鰐魚《がくぎょ》を蔵する所、二千年の昔|
妖姫《ようき》クレオパトラの安図尼《アントニイ》と相擁して、駝鳥《だちょう》の※....
「恐怖の口笛」より 著者:海野十三
七週間――赤き苺の実!」などと鮮かな文字で大書してあるのが見えた。ああ真に一代の
妖姫ジュリア! 大江山捜査課長の指揮下に、整然たる警戒網が張りまわされた。こう....
「カメラをさげて」より 著者:寺田寅彦
ス窓にデワナガリー文字で現わしたのさえあった。ダミアンティやシャクンタラのような
妖姫がサーヴするかと思わせるのもおもしろい。 こういうものの並んでいる間に散点....
「鴉片を喫む美少年」より 著者:国枝史郎
るということが出来る。則天武后だの呂后だの、褒似だの妲妃だのというような、女傑や
妖姫の歴史を見れば、すぐ頷かれることだからね。 しかしそれにしても僕のようなも....