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「妖花〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

妖花の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
光寺辰までが、のっぺりとのどかな顔にぽかんと大きく口をあけながら、すっかり二つの妖花《ようげ》の空中踊りに見とれてしまいました。 けれども、わが捕物名人ばかり....
振動魔」より 著者:海野十三
、ムッと咽ぶような官能的な香気が、たち昇ってくるのだった。 柿丘秋郎が、こんな妖花に係るようになったのは、彼の不運ともいうべきだろう。柿丘でなくとも、どのよう....
つづれ烏羽玉」より 著者:林不忘
たびは急な旅とて足袋はだし たびたび来てもくるたびにむだ 南国の妖花|嗜人草《しじんそう》 あれだけの人数がどうしてああ音もなく消えうせたのか....