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妖術師
「妖術師〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
妖術師の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
とか云う、ゼッキンゲン侯リュデスハイムの話が載っているんだ。時代はフレデリックの
妖術師レベドスよりして、ヴェニトシン向気の事を聴きいたれば、ただちに頭を打ち落し....
「鏡花氏の文章」より 著者:中島敦
の器」と「波羅葦僧《はらいそ》の空をも覗く、伸び縮む奇なる眼鏡」とを持った奇怪な
妖術師である。氏の芸術は一箇の麻酔剤であり、阿片であるともいえよう。 事実、氏....
「スリーピー・ホローの伝説」より 著者:アーヴィングワシントン
ドソン船長がこの土地を発見するよりも前に、インディアンの老酋長で、種族の予言者か
妖術師であった男が、ここで祈祷をおこなったのだとも言っている。たしかに、この場所....
「予謀殺人」より 著者:妹尾アキ夫
のか、彼は小路の古い薬屋へはいって、脱脂綿と過マンガン酸カリを一オンス注文した。
妖術師みたいな神秘な手つきで、薬屋の亭主がそんなものをつつむのを、ペンベリーは無....