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姉妹船
「姉妹船〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
姉妹船の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
、帝都上空に仰いだことのある日本国民だった。ロスアンゼルス号はツェッペリン伯号の
姉妹船、アクロン号、サンタバルバラ号は、それよりも二倍近い、巨大なもの、パタビウ....
「動かぬ鯨群」より 著者:大阪圭吉
二十|浬と離れない地点で、同じように捕鯨に従事していた同じ岩倉会社の、北海丸とは
姉妹船の釧路丸だった。釧路丸以外にも、附近を航行していた汽船の中には、その信号を....
「話の種」より 著者:寺田寅彦
五十五 巨船モーレタニア 先日ルシタニア号の話を掲げたが、その
姉妹船モーレタニア号に関する概略の数字だけ比較のために挙ぐれば、船の長さ七百六十....
「沈黙の水平線」より 著者:牧逸馬
船長のレポウトをその戦術に利用して、新造船ワラタ号は、二年前同じ造船所で進水した
姉妹船 The Geelong 号に較べて、著しく安定が悪い。そして安定の悪いの....
「運命のSOS」より 著者:牧逸馬
逸船 Frankfurt で百四十哩の彼方、これは問題にならない。タイタニックの
姉妹船 Olympic 号からも応電があったが、五百六十哩も離れていては何うする....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
やってきた孤独な旅人を照らしている。) 六日、炎晴。穏波軽風。午後四時、本船の
姉妹船たる武陽丸に相会し、互いに汽笛を吹きて過ぐ。この日暑気強く、八十四度にのぼ....
「汽船が太平洋を横断するまで」より 著者:服部之総
は初志を――あまりにも遅く!――遂げた最初のものである。 サーヴィスは月一回、
姉妹船に、China, Japan, America などがあった。いずれも図体....