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始めまして
「始めまして〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
始めましての前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「政談月の鏡」より 著者:三遊亭円朝
ん》が入っしゃいました」 孫「おゝ夫《それ》はまア、此方へどうか」 家「へい
始めまして、えゝ家主山田金兵衞で至って不調法者で不思議な御縁でお目に掛ります、幾....
「赤外線男」より 著者:海野十三
探偵が、深山理学士と白丘ダリアとに、先ず紹介された。 「いや、ダリアさんですか、
始めまして」と帆村は慇懃に挨拶をして「その繃帯はどうしたんです」と尋ねた。 課....
「一足お先に」より 著者:夢野久作
ろうと思っているにはいるんですが……ですから一緒に寝ている嬶がトテモ義足を怖がり
始めましてね。どうぞ後生だから、枕元の壁に立てかけて寝る事だけは止してくれ……気....
「怪談牡丹灯籠」より 著者:三遊亭円朝
ればと思って両手を突き、 孝「白翁堂勇齋先生は貴方様でございますか」 白「はい、
始めましてお目にかゝります、勇齋は私だよ、今年はもう七十だ」 孝「それは誠に御壮....
「魔都」より 著者:久生十蘭
れはよく判ったが、一体何のために鶴子を殺したんです」
「鶴子は本気であなたに惚れ
始めましてね、われわれのいうことを聞かなくなった。それやこれやで大変に不便なんで....
「荘子」より 著者:岡本かの子
ました………あれから暫くの間考え込んで居りましたがふと思いついてあのようなことを
始めましてから夫の日々が追々晴やかになりまして、あのものぐさが跣で庭の草取りはす....
「妖怪学一斑」より 著者:井上円了
育の点から、その一斑をお話しいたす考えでござります。(謹聴) 私がこれを研究し
始めまして以来、諸方から続々、妖怪事実を御報道にあずかりまして、すでに今日まで集....
「粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)」より 著者:三遊亭円朝
若主人へ申し聞けますから、私がお取次を致しましょう」 しの「左様でごぜえますか、
始めましてお目にかゝります、私は矢切村のおしのと云うやくざ婆アでござえますが、幾....