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姑娘
「姑娘〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
姑娘の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
、ここにもかしこにもといったように、夾竹桃が派手に咲いている。鮮やかな装いをした
姑娘が胸を張って通り過ぎる。 夾竹桃はどうしても近代の雰囲気にふさわしい。 ....
「雪女」より 著者:岡本綺堂
色も少し穏かでないのが、堀部君の注意をひいた。 「じゃ、どうしたんだ。」 「雪の
姑娘、来るかも知れません。」 「なんだ、雪の
姑娘というのは……。」 雪の
姑娘―....
「余齢初旅」より 著者:上村松園
雨楼へゆくには自動車からおりて少し歩いて、それから船にのってゆくのだが、その船を
姑娘船という。若い娘が船を漕いでゆくのもある。
姑娘のきれいなのが船をこぐのだとい....
「中支遊記」より 著者:上村松園
いう印肉屋に朱肉を見に行ったりした。少し茶色がかった朱肉などもあった。 西湖に
姑娘が漕ぐ舟を浮べ私や三谷は写生帖を持ちこんだ。 平仙寺雲林寺等の山門は戦禍を....