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姦佞
「姦佞〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
姦佞の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「近時政論考」より 著者:陸羯南
頑愚固陋の徒あり、衆民多数の康福を主張するを指して叛逆不臣の説となす、世に狡獪|
姦佞の輩あり、国家権威の鞏固を唱道するを誣いて専権圧制の論となす、大識見を備うる....
「李陵」より 著者:中島敦
、有名なこの祖父であった。)名将李広は数次の北征に大功を樹《た》てながら、君側の
姦佞《かんねい》に妨げられて何一つ恩賞にあずからなかった。部下の諸将がつぎつぎに....
「三国志」より 著者:吉川英治
て情を説くなど、木に魚を求めるよりも愚かなことだった。汝の悪は、王莽に超え、汝の
姦佞なことは、董卓以上だ。いまに見よ。天下ことごとく汝をころして、その肉を啖わん....