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姦策
「姦策〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
姦策の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「八ヶ嶽の魔神」より 著者:国枝史郎
持っている。憎い玄卿めを討ち取ることも出来る。しかし俺は衰弱っている。これほどの
姦策をたくらむ奴だ、どんな用意がしてあろうも知れぬ。あべこべに討たれたら悲惨なも....
「犬神娘」より 著者:国枝史郎
ではございますが、この藤兵衛という目明しは、梅田源次郎様その他の志士を、あらゆる
姦策をもって捕えました結果、自分も志士方に惨殺された、有名な京都の目明し文吉、こ....
「生死卍巴」より 著者:国枝史郎
達を介抱しながら、四人の白河戸郷の若者達が、忙わしく訊ねたのはこのことであった。
姦策 白河戸郷の若者達が、四人来てくれたということは、侍女達にとっては救いであ....
「前記天満焼」より 著者:国枝史郎
の中に、どうして源右衛門と源三郎とが、血だらけになっていたのだろう? 鮫島大学の
姦策からであった。一味の悪漢東三をして、加賀屋の蔵番に住み込ませたのは、かなり以....
「血ぬられた懐刀」より 著者:国枝史郎
さないものでもござりませぬ。そうして貴郎様のお嫌いの、淀様などがそこへつけ込み、
姦策を巡らさないものでもなく、何やら彼やらの中傷が入って、今度こそ本当に太閤様の....