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姫島
「姫島〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
姫島の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「春の潮」より 著者:伊藤左千夫
がない。おとよの心は一足も早く妙泉寺へいってみたいのだ。 「でもお千代さんここは
姫島のはずれですから、家の子はすぐですよ。妙泉寺で待ち合わせるはずでしたねい」 ....
「ゲテ魚好き」より 著者:火野葦平
ちろん、玄海灘でも、どこの海でもとれる。東京近海にもたくさんいる。ただ、周防灘の
姫島付近の河豚が一等味がよく、いわゆる下関河豚の本場となっている。(因《ちなみ》....
「古事記」より 著者:太安万侶
御世の榮えを祝う歌曲。―― また或る時、天皇が御宴をお開きになろうとして、
姫島《ひめじま》においでになつた時に、その島に雁が卵を生みました。依つてタケシウ....
「日本の伝説」より 著者:柳田国男
流れないが、人がこっそりと湯口の傍に近より、ふい それからこの県の東の沖にある
姫島という島では、拍子水と名づけて、手を叩けばその響きに応じて、迸り流れるという....
「年中行事覚書」より 著者:柳田国男
タラシと呼ぶことも、これと関連しておりはせぬかと思っている。豊後国東の海上にある
姫島にも大帯八幡の社がある。以前はこれを大虎八幡と呼んでいた。祭の日は四月八日と....