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威毛
「威毛〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
威毛の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
紅葉にまがふ錦革。冬は雪げの空晴れて、えい、冑の星の菊の座も、えい、華やかにこそ
威毛の、思ふ仇を打ち取りて、えい、わが名を高くあげまくも、えい、剣は箱に納め置く....
「三枚続」より 著者:泉鏡花
の小さな散際の柳を的に、柳屋へ音信れたので、葉が一斉に靡くと思うと、やがて軍鶏の
威毛を戦き揺いで、それから鶏を手から落した咄嗟の、お夏の水髪を二筋三筋はらはらと....