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「嫡家〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

嫡家の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
武士を夷ということの考」より 著者:喜田貞吉
入道は上人の一族なり」とあり。西行は俗名佐藤則清にして、みずから秀郷朝臣以来九代嫡家相承と称する弓馬の家なりしなり。奥州より出でて源義経に従いし佐藤継信・忠信ま....
奥州における御館藤原氏」より 著者:喜田貞吉
「弓馬の事は在俗の当初憖に家風を伝ふと雖、保延三年八月遁世之時、秀郷朝臣以来九代嫡家相承の兵法焼失す」とあるによって明かで、しかも同書に、「陸奥守秀衡入道は上人....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
年間に撰集のお企てがあって、為兼が撰者になるはずのところ、二条為世の手が動いた。嫡家の家名と伝統とにものをいわせ、京極為兼の庶流であって流罪の人であることを強調....