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嬌嗔
「嬌嗔〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
嬌嗔の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「葱」より 著者:芥川竜之介
を取り上げると、お君さんの顔をじろりと見て、「あなた持っていらっしゃいよ。」と、
嬌嗔《きょうしん》を発したらしい声を出した。――
こんな葛藤《かっとう》が一週....
「素戔嗚尊」より 著者:芥川竜之介
右に周旋する女たちの自由になっていた。十六人の女たちは、時々彼を奪い合って、互に
嬌嗔《きょうしん》を帯びた声を立てた。が、大抵は大気都姫が、妹たちの怒には頓着な....