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嬖臣
「嬖臣〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
嬖臣の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
ります。その第二回は臣が今これを陛下より受けざる時であります。」 ルイ十四世が
嬖臣《へいしん》たる一貴族の重罪を特赦しようとした時、掌璽大臣ヴォアザン(Voi....
「孔子」より 著者:和辻哲郎
縁で孔子の宿をしたがったことである。『孟子』によれば、孔子はこの申し出を斥けた。
嬖臣を利用して卿大夫にあり着くごときことは断じてしなかったのである。そういう孔子....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
か。 すでに尊治皇太子の時代から、後醍醐のまわりには、それを擁するつよい一連の
嬖臣ができていた。 さらには。帝御自身の個性もおつよく、臣下への愛情や登用の軽....