子有[語句情報] »
子有
「子有〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
子有の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「幽霊塔」より 著者:黒岩涙香
非常に怪しんだが、今度も亦詣でて居る人が有る、イヤ詣でたか詣でぬかは知らぬが、様
子有りげに墓の前にたたずんで居るが、此の人は女でない。三十四五歳に見ゆる立派な紳....
「島原の乱」より 著者:菊池寛
直ちに家臣を率いて出府した。上使の命に従うこととなった熊本の細川光利、久留米侯世
子有馬|忠郷、柳川侯世子立花忠茂、佐賀侯弟鍋島元茂等も相次いで江戸を立ったのであ....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
いるのであるといった。 抽斎はまたいった。『孟子』の好処は尽心の章にある。「君
子有三楽、而王天下、不与存焉、父母倶存、兄弟無故、一楽也、仰不愧於天、俯不※於人....
「私たちの建設」より 著者:宮本百合子
た婦人有権者は二〇、九一七、五九三名であり、その残りの一八、一六三、三九七名が男
子有権者である。これをみると婦人有権者の数は一割以上多い。私達婦人の一票が、明る....
「現実に立って」より 著者:宮本百合子
として段々はっきりして来た。婦人有権者の総数は二千百六十八万人あって、その数は男
子有権者よりも四十五万名多い。婦人は自覚、向上して、棄権しないように、という忠言....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
すっぱだか》に書いて、そうして、あらゆる小説稗史よりも面白い、あの父にして、この
子有りかな、古今無類、天下不思議の書物だ、参考のために君に貸すから読んで見給え、....