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子法
「子法〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
子法の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
と思うて、「法系」なる語を作り、同時に法律継受の系統を示すために「母法」および「
子法」の語をも作って、法学通論および法理学の講義にはこれを用いた。これらの語も素....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
《てい》たらくに馬鹿となったという。驢も豕同様、獣中最も愚とせられた物だ。 『王
子法益壊目因縁経』に、高声|愧《は》ずるなく愛念するところ多く、是非を分たぬ人は....
「稚子法師」より 著者:国枝史郎
どは、当時の国禁を窃に破って追腹を切った程である。 で、私の物語ろうとする『稚
子法師』の怪異譚は即ち蘇門病歿の時を以て、先ず其端を発するのである。 不時のご....
「嘘の効用」より 著者:末弘厳太郎
日のロシヤ法律においては養子制度の全廃を規定しました。そうしてその理由書には「親
子法においては、われらの第一法典はあらゆる擬制を排斥して、事実ありのままの状態、....
「法然行伝」より 著者:中里介山
の武士、千葉六郎大夫|胤頼《たねより》それを見て忽ちに発心出家した。上人給仕の弟
子法阿弥陀仏がその人である。 嵯峨正信房湛空《さがのしょうしんぼうたんぐう》は....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
年の秋ごろだった。それから、ざっと一年目である。ゆくりなく、足利家とは縁も深い母
子法師の危機を途上で知って、その急を、彼女が一色党の人々へ報らせたなども、輪廻、....
「こども風土記」より 著者:柳田国男
を新沢という村の麹屋のことのように思っていたそうだが、実は非常に古くからある小さ
子法師、すなわち一寸法師の物語であった。江戸でも早くから意味が分らなくなって、チ....
「旃陀羅考」より 著者:喜田貞吉
聖人自らこれを認めておられるのである。また浄土宗の開祖法然上人の晩年に際して、弟
子法蓮房が上人入滅後何処を遺蹟とすべきやと問うたのに対して、上人の答えた語を「行....