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子貢
「子貢〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
子貢の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
《つと》めおれり。 第六に、神社合祀は土地の治安と利益に大害あり。むかし孔子に
子貢が問いけるは、殷の法に灰を衢《まち》に棄つる者を※罪《あしきり》に処せるは苛....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
と督耕者と農に益ある禽獣を饗せしは仁の至義の尽なりと『礼記』に讃《ほ》めて居る、
子貢《しこう》※を観る、孔子曰く賜《し》や栄《たのし》きか、対《こた》えて曰く一....
「弟子」より 著者:中島敦
れ聞いた孔子は、今度は別に何も言わなかった。咎《とが》めるような顔色も見えない。
子貢《しこう》が子路の所へ行ってそのむねを告げた。師の咎が無かったと聞いて子路は....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
諾した。 抽斎は有合せの道春点の『論語』を取り出させて、巻七を開いた。そして「
子貢問曰、何如斯可謂之土矣」という所から講じ始めた。固より朱註をば顧みない。都て....
「艸木虫魚」より 著者:薄田泣菫
き蔬菜の画を描き、それに漢陰園味と題名をつけたことがあった。というのは、むかし、
子貢が、丈人と漢陰に出合ったことがあった。そのとき丈人が圃に水をやるのに、御苦労....
「孔子」より 著者:和辻哲郎
。弟子はいよいよ多く、遠方より集まった。 (五)々として喪家の狗の若し。」あとで
子貢がそれを孔子に告げると、孔子は欣然として笑って言った、「形状はいまだし。しか....
「三国志」より 著者:吉川英治
にせねばいかん」 「恐れ入りました。重々拙者の軽率に相違ございません」 「古人|
子貢の言葉にもある――ココニ美玉アリ、匱ニオサメテ蔵セリ、善価ヲ求メテ沽ラン哉―....